2011年3月31日木曜日

「つなぐプロジェクト」4月10日でのプロジェクト終了のお知らせ(予告)

 「つなぐプロジェクト」は3/11に起こった東日本大震災での支援(特に物資)が、発生から1週間たった3月18日でも届かず、それどころか、燃料不足を大きな要因として、刻一刻と状況は悪化し、その中でも障害のある方への支援はやはり乏しく、一般の避難所に入れず、施設を避難所代わりにしている方も多い現状を支援しようと立ち上がったプロジェクトです。
 私たちは、被災地の方々と連絡をとり、状況を把握し、
① 仙台に拠点を作り、そこからピンポイントで物資や支援を送る体制を整えること。
② 山形からの物資などの流入を行うルートを構築すること。
の2点をいろいろな方のご協力を得て行っていきたいと呼びかけました。

それから約10日たち、状況は改善をしはじめ、物資については、個別については不十分なところはあるものの、行き渡り始めています。

また、施設の職員さんたちは、かわりの職員のいない中、極限状態の中で、施設や避難所でのケアを行っています。
私たちは、顔の見えた関係の中で、支援者をご紹介し、少しだけですがお手伝いをさせていただいています。
こちらについても、少しずつ状況の把握と、外部からの組織的な支援体制が組まれつつあります。

このように、物資についても支援者についても、「つなぐプロジェクト」で呼びかけさせていただいた緊急的状況は脱しつつあります。
まだ、簡単に「復旧」ということばを使う時期ではないかとも思いますが、「復旧」「復興」にむけた継続的な組織的な支援を続けていく時期に入り始めたと私たちは考えています。

「つなぐプロジェクト」の目的は達成されたということで、4月10日をもって「つなぐプロジェクト」は終了させていただきます。
義援金の募集も終了いたします。

よろしくお願いいたします。

活動の状況と報告については、引き続きこのサイトで行っていきます。

                             プロジェクト呼びかけ人 
                               現地事務局 伊藤寿彦
                               後方事務局 冨田昌吾

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